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本音で話せば内容の前に信用をしてもらえる【「自分の言葉」で人を動かす/木暮太一】


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本音で話せば内容の前に信用をしてもらえる

 

「自分の言葉」で人を動かす/木暮太一

 

という本に出てきた心に残る言葉です。

 

信用できない人に共通することって

まさしく言葉の軽さだと思うんです。

 

どこか歯の浮くような言葉を並べて、

綺麗なことを言う。

 

そんな言葉が誰に届くと言うのでしょうか。

 

それはノイズと同義にとらえられ、

誰の耳にも誰の心にも残らない。

 

なぜかといえば多くの人は建前で話しているからです。

 

その奥にその人が見えないんですよね。

だから仕事にしても心に響かない。

 

人を動かせない。

 

でもですよ。

人を動かせないと言うことは受け手側は

すでにその言葉の表面性に気づいているんですよね。きっと。

 

つまり自分の中にない綺麗な言葉を並べても、

それはどこかで取り繕っているつもりかもしれないけど、

かえって自分の評価は下がるし、

マイナスにしかなっていない。

 

例えどんなに見苦しい言葉だろうと、

汚い言葉だろうとそこに自分がある本当の言葉は、

もしかすると嫌がられるかもしれないけど、

人を動かすことのできる言葉なんです。

 

そして少なからず信用は置かれます。

 

僕は50の仕事しかこなせません。

と言って50の仕事をこなすAさん。

 

なんでも任せてください!120の仕事をします!

と言って50の仕事をこなすBさん。

これどっちを信用するかって話です。

 

コミュニティによっては後者が評価されるかもしれませんが、

信用を得られるのはAさんです。

 

僕らみたいな凡人は周到な嘘をつけるわけでもないですし、

誠意を持って本音でぶつかるのが一番だと思うんです。

 

 

「自分の言葉」で人を動かす/木暮太一