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何で人間て何歳になってもさみしくなっちゃうんだろうね【大豆田とわ子と三人の元夫 】


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何で人間て何歳になってもさみしくなっちゃうんだろうね

大豆田とわ子と三人の元夫

 

なんだか最近人は歳を重ねると

知識や教養も増えて、

経験値や傷も増えて、

そうすると一人でもちゃんと生きていけるようになる

そんなふうに思っていたんです。

 

若い頃の僕からすれば、周りの大人たちはそういう意味では凄く優秀で、

精神的な自立をみんなして生きているんだと思っていたんです。

 

でも実際に歳を重ねてみると全然そんなことない。

 

当然周りへの見せ方とか、

感情の隠し方は上手くなっていきます。

 

あとは落ち込む時とかも、

経験があったりするのでそこそこの対処はできたりする。

 

でも僕が思っていた大人はそんな対処療法ではなくて、

根本的に物事を達観できていると思っていたんですよね。

 

 

 

年齢を重ねてみて

横を見てみるとどうやらみんなそうらしい。

 

何も気にしていないのはおおよそ無知の無知を体現したような人間だけで、

まともな人ほどいろんな葛藤をしながら必死にいきている。

 

その中で楽しく過ごす術を見つけていたり、

お酒でやり過ごす日もあったり。

 

この言葉の通り、人って一人だと寂しい生き物なんでしょうね。

これは根本的な何かのような気もします。

 

僕はどれだけ成長しても、

やっぱり一人で生きていくことはできないと思うんです。

 

だから寂しいとか、

一見ネガティブっぽい感情とかともちゃんと向き合ったほうがいいのかなって。

 

ネガティブな感情って蓋をすると、

ある拍子にとんでもない勢いで溢れてくるんですよ。

 

生ゴミみたいなもんですね。

臭いものには蓋をしても、

徐々に徐々に蝕まれていく笑

 

 

 

じゃあ向き合うって具体的にどうすることなのか?

っていう問題なんですが。

 

僕は「言語化」することなのかな?って思っています。

 

その寂しいとは具体的になんなのか?

どういう時に感じるものなのか?

何によって忘れられるものなのか?

 

そしてそれらを「なぜ」そう思うのか?

そういうことを一つ一つ紐解いていくと、

自分にとっての「寂しい」の本当の姿が見えてきます。

 

どうしようもないこともあれば、

意外と物理的に解決しやすい問題であることもあります。

 

「寂しい」とか「辛い」とか一見ネガティブで

見ないようにしてしまう言葉もしっかりと向き合うと、

それらは結構ポジティブな結果を見せてくれたりします。

 

【大豆田とわ子と三人の元夫 】