移動先には予想できない危険があるかもしれないから移動しない方がいいと主張するのがネガティヴな人間。
その説が正しいとして遺伝子によってネガティヴを担当させられた自分がポジティブに転換できるほど遺伝子は甘くない。
人の根源はこういったところにあるそうで、
危機を回避するのがネガティヴな人間。
新たな発見探しに外に行くのが、 ポジティブな人間。
死ぬリスクが少ない現代の日本社会において、
ネガティヴというのはあまり多くの価値を 過去ほどは発揮しないため、
ポジティブ >ネガティヴ
の構図は強くなっていると思います。
むしろ私もポジティブに憧れる人間の一人です。
でもこの言葉でハッとしたのです。
別に個人どうこうではなくて、
根本的に植え込まれた価値観なのではと。
だとすると抗おうとする事は あまりにも無茶なんじゃないかと。
別にこの世を生きる事は無理に植え込まれたものを
変えることだけではなく、
ネガティヴという役割を受け入れて、
その価値を発揮する事だってあるはずなんです。
人よりリスクや危機に敏感ということは 十分な価値があります。
それを自分の価値として、
時にはマイナスになるものではあるけど、
肯定的にどう活かせるのかを考えるのは
意外と楽しいことなのではないでしょうか⁇