この世に存在する理由は2つあって
1つは何かをしているから存在していいということ。
2つは生まれてきたらなんの理由もなくこの世界に存在していいということ。
1つ目ばかりを大人たちは教える。
という本でオードリーの若林さんが
影響の受けた言葉として紹介している言葉です。
これを聞いた時に少し気持ちが楽になった気がしました。
私たちは学校や社会、家庭などで、
社会や誰かの役に立たなければならないと教えられます。
もちろんそれは凄く重要なことです。
また、それが自己肯定感にも繋がりますし。
しかし、それにとらわれ過ぎてしまうと人生は
非常に難しくなります。
何かに貢献している、役に立っていると感じるのは
結構難しいことも多いのです。
会社を定年退職をしたりして、
急に腑抜け状態になってしまう人がいるのも、
きっと1つ目の理由がなくなり自分の存在価値が
わからなくなってしまったと思ってしまうことが原因なのでしょう。
私もきっとそうなる気がします。
でも人には2つ目の存在価値があって、
ただいるだけで価値があるということを
もっと認識できるようにしてあげなきゃいけないんじゃないかなと。
ただいてくれるだけで救われている人もきっといるし、
そこにいる理由なんかなくたってそこにいていいはずなんですよね。
全てに生きるために理由が必要なら、
植物とか石とかなぜそこにあるんだって話になってしまいますし。
これもこの本で語られていたことですが、
ただいていいからこそ、
どうせなら面白いことをする。
どうせなら誰かに貢献してみる。
そんな感じで根本で存在の肯定ができれば
だいぶ生きやすくなるんだろうなと思うんですよね。